「このままでは日本はもたない。」
私は30年以上外資系企業で働き、海外生活も通算11年を経験してきました。
その間、外から日本を見つめる中で、国内の社会課題や国際社会での存在感の低下、人材の流出が進んでいる現実を痛感してきました。
その背景にあるのは、自ら考え、協働し、行動する人材が十分に育ってこなかったことだと考えています。
「自分の経験を次世代に伝えることに、残りの人生を捧げたい」。
そんな想いから、私は2024年末に教育の道に舵を切り、LeadGL Academyを立ち上げました。
なぜ今、「自分らしいリーダーシップ」が必要なのか
若者たちには、たとえゴールがまだ見えなくても、
遠くの山の向こうに「自分と地球にとって意味ある何か」があると信じて、
勇気を持って未踏の領域に一歩を踏み出してほしいと願っています。
日本の教育は長年、「指示通りに動き、協調する」人材の育成に力を注いできました。
これは近代化や高度成長期には有効でしたが、今のVUCAの時代における停滞の一因にもなっています。
シンガポールで暮らしていた頃、「日本人は日本人だけのコミュニティに閉じこもり、英語も通じない」と言われていたことが強く記憶に残っています。
今、日本に本当に必要なのは、自ら問いを立て、仲間とともに行動する力です。
世界を自分ごととして捉え、信頼されるAuthentic Leaderがもっと日本から育ってほしい。
日本が再び尊敬される国となるためには、「安価で安全に文化体験のできるアミューズメントパーク」ではなく、「世界の中で重要な役割を担う国」として認識されることが必要だと考えます。
「使える英語」を、受験にもつながる形で
私自身、かつて英語は大の苦手でした。
高校時代、ネイティブの補助教員の話を理解できない日本人教師の姿を見て、「英語なんて意味がない」と心を閉ざしてしまったのです。
しかし、外資系企業での仕事を通じて、英語を「人とつながる道具」として使えるようになり、人生は大きく変わりました。
学校教育でなぜ「使える英語」が育たないのかは、今ならよくわかります。
受験優先の現状では、中高生が英会話学習を継続できないのも現実です。
ですが、言語習得理論を活かせば、「使える英語」を受験にも役立つ形で学ぶことは可能だと確信しています。
LeadGL Academyでは、それを実現するための学びを提供していきます。
誰にでも可能性がある
私たちは、一人ひとりが自分らしいAuthentic Leadershipを発揮し、
使える英語を身につけ、
自ら問いを立て、仲間とともに行動できる地球市民になれると信じています。
そして、そんな若者が一人でも多く社会に巣立ってほしい──。
その想いを原点に、私はLeadGL Academyを立ち上げました。
Expand Your Mind. Shape The Future.
岩田 俊之