WHITE PAPER/学術版
第二言語習得研究から見る
LeadGLメソッドの理論的基盤
― 一般的な英語学習理論との比較 ―
日本で「第二言語習得理論」と呼ばれているものと、現在の研究水準においてより妥当性が高いとされる理論との間には、情報の更新の遅れ以上の、認知度そのものの非対称性があります。本稿はその構造を明らかにし、LeadGLメソッドの理論的基盤を提示します。
要旨
日本において「第二言語習得理論」という言葉は、多くの場合Krashenのモニターモデル、とりわけそのインプット仮説(i+1、「聞けば話せるようになる」という理解)を指して用いられる。しかし、この理解は1980年代の理論を単純化したものであり、その後40年間の実証研究によって、アウトプット(発話・作文)が果たす役割や、学習者がインプットをどのように処理するかという心理言語学的メカニズムなど、当初の仮説では十分に説明されていなかった要素が明らかになっている。
本稿は、LeadGL株式会社が提供する英語コーチングメソッド(以下、LeadGLメソッド)が、こうした学術的発展を踏まえた複数の実証研究領域—第二言語習得理論、プロジェクト型学習研究、意図的訓練研究、言語脳科学、学習内容設計に関する研究—を統合して構築されていることを示し、一般に流布する第二言語習得理論の理解との構造的な違いを明らかにすることを目的とする。
キーワード:第二言語習得、インプット処理理論、アウトプット仮説、プロジェクト型学習、意図的訓練、言語脳科学
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LeadGLメソッドの理論的基盤
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