LeadGLは、子どもたちのためのグローバル・リーダーシップ教育の変革をリードするという私たちのビジョンから名付けられました。青は思考力、緑はグローバルと文化的側面、赤はリーダーシップを表しています。
リーダーシップや思考のスキルは、子供や大人を問わず、教育から得られます。30年以上のグローバル企業での経験と、シンガポールで子供が国際バカロレアに通ったことで確信を得ました。そして与えられた問題を解くことに特化し、暗記力重視で、全員を同じ基準で競争させる、日本の公教育の問題が自分の中で浮き彫りになりました。また200人超の大学生のメンタリングを通して、学ぶ目的と興味を失い、自分の進む道を見つけられない大学生の多いことを知りました。そして日本人は英語ができません。
子供達が主体的に自分の道を切り開き、英語も身につけ、世界に出ていく自信を持てる教育をなんとか実現できないかと思いました。
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自分の過去を振り返ると、リーダーシップや思考力、やり抜く力などの社会で必要な力は、中学生の頃からの吹奏楽やオーケストラ、そして仕事を通しての多くの挑戦と失敗を乗り越える経験から得てきたものです。私の英語は社会人になってから身につけました。
私が得てきたユニークな経験を次世代の多くに伝えたいと思いました。それがLeadGL Academyを立ち上げた理由です。
非伝統的な家庭で育った私は、自分の将来を成功させるために世の中をどのように切り開くべきか、長い年月をかけて考えてきました。幼い頃から教育の重要性を理解し、いつか夢を実現できるよう勉強に打ち込みました。最終的に教師になることを選んだのは、私が先生から受けたようなサポート、指導、ケアを生徒にも提供したいと思ったからです。
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自分にも3人の子供がいる今、子供たちが成功し、幸せで、自信に満ち溢れ、自分の人生を切り開くことのできる人間になるのを助けるという使命に、より一層打ち込んでいます。日本の大学で長年教鞭をとってきた経験から、適切なサポートが与えられれば、子どもたちは大きな可能性を秘めた存在になることを肌で感じています。しかし、日本の伝統的な学校制度の厳格な仕組みのせいで、子どもたちはしばしば自分を表現する場を持てずにいます。また、自分の子供たちは日本で育ったにもかかわらず、外国人と見られて溶け込むのに苦労しているのを、親として見てきました。
良いチームとは問題や困難に直面した際に、メンバーがそれぞれの持ち場立場でリーダーシップを発揮するチームだと思います。立場の上の人がリーダーである訳ではありません。常に自分ゴトとして問題解決していく姿勢、世界を切り開いていく姿勢はリーダーシップの鏡であり、結果として周りの人を巻き込むことができ、且つその人を成長させる良い機会になると思っています。失敗を恐れずに果敢に挑戦したものだけが見える景色があると思っています。
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子供たちにも、失敗を恐れずに勇気をもって一歩踏み出していく姿勢を身につけてほしいと思っています。人生は失敗の連続かもしれませんが、「あきらめたらそこで試合終了ですよ…」とスラムダンクの安西先生の言葉を信じ、常に前向きに挑戦すること、その挑戦する心の持ち方が何よりの成長の機会であると信じています。